しなもん日記 -4ページ目

=新文芸坐×アニメスタイルセレクションVol.32:『つり球』朝まで夜釣りだ!=

$しなもん日記-TSURI-TAMA
監督のトークショー&全話上映のつり球オールナイト行きました!
開催するのは知っていたのですが、チケ発売告知中に仕事で忙殺されており、気付いたときには完売、、、行くのを諦めていたのですが、運良く譲って貰うことが出来、無事参加!しかし、連日の寝不足につき、朝まで起きていられるか不安だったのですが、案の定、途中、3時間弱寝てしまいました、、、ははは、、、
チケを譲ってくださった方は、このアニメスタイルセレクションのオールナイト企画によく足を運んでいて、「こんな女性ばっかりなのははじめてです」とビックリしていました。場内の女性客率97%くらいでした。オールナイトのため未成年入場不可なので、ノイタミナカフェ先行上映やつり球ナブラってフェスより年齢層はやや高め。それでも20~30代前半の女性客がほとんどでしたけど。『つり球』、男性が見ても十分楽しめる作品だと思うんですけどね~、熱心な女性ファンが多いってことなのかな。
ロビーには監督のサイン、つり球ポスター、絵コンテの一部が展示されていました。
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イベントは、中村監督&アニメスタイル編集長によるトークショーからスタート。のっけから、客席からの監督へのプレゼントを直接受け取る&握手のサービスが。ホント、演歌歌手かw 監督、髪型変わってて、現在つり球制作中に増えた体重を絞っている最中ということで、9月のときとは別人のようでした。トークショーの内容は、どれがオフレコかもう覚えてないので割愛。客席からの質問コーナーがすごくつり球愛に溢れた質問ばかりで、とっても良かったです。みんな、つり球大好きだね★
上映は2話ずつ、間に10分程度の休憩を挟みながらのまったりペース。中村監督サイン入りのアニメスタイル最新号先行販売が、最初70冊くらい?用意されていたものが即完売してしまったので、整理番号券を配布。上映中に裏で監督がせっせとサインをし、休憩時間に出来た番号まで販売という方式になっていました。監督、お疲れさま、、、
劇場のスクリーンでつり球を観たいな~と、ノイタミナカフェ先行上映のときから思っていたので、それが叶って、すごく嬉しかったです。大画面で観ると、背景の書き込みがスゴイとこと粗が目立つとことあって、面白かったり。動画部分は、大画面でも全く遜色なかったなあ。ハルのキラキラがすごかった!ココはぷるんぷるんだった!夏樹の中の人の演技、秀逸すぎる!最後の釣り場面は、テレビで観るよりすごく迫力があって、先を知っているのにドキドキワクワクしました。いやあ、良かった良かった。
上映終了し、帰ろうとしたら、中村監督が出口のところで、お客さんひとりひとりとハイタッチ会をしてくれていました。か、監督は寝なくていいんですか、、、←上映中3時間弱寝てしまった人、、、監督はずっとサイン書いていたから寝てないハズ、、、記念にわたしもハイタッチしてきましたヾ(´ー`)ノ
今後の展開希望としては、続編というか、番外編的なものでも、ちょこっと作られたらいいな。あと絵コンテ発売熱望。
つり球は、ノイタミナの制作発表のときから、オンエア1話観たときから、DVD買う!って思えた作品で、最後までその期待を裏切らない展開してくれて、ほんとに大好きです。青春+SF(少し不思議系で)好きな人には、男女かかわらずもっと観て欲しい★

=KURABO:赤スキニー=

$しなもん日記-fashion
ずっと赤いジーンズを探していたのです。
もう、5年くらい。
なかなかぴったりくるものがなくて。
そんな中、某ショップで照明の関係で赤ジーンズだと思って買ったものが帰宅して色を見たらピンクだったという衝撃体験をしたり(結果、そのピンクジーンズもお気に入りの一本となり、今も穿いている)。
で、やっと、「ああ、これなら!」というモノに出合えました。
わーいわーい。
これから沢山穿きます★

=荒木飛呂彦原画展ジョジョ展=

$しなもん日記-JOJO
六本木ヒルズ森美術館で絶賛開催中のジョジョ展に行って来ました!
「ジョジョ展」って銘打ってるからにはジョジョしかないだろうと思っていたのに、のっけからビーティー、バオー、アイリンの原画展示があって、俄然テンションあがったわたし。ジョジョの展示も原画、立体物、AR機能ものetc、すごく充実した展示で、なんかもう、ずっと観ていたいというか、この展示の中に住みたいくらいでした。はあ、荒木先生、最高!
漫画って、サブカルチャーとかポップカルチャーとか言われるけれど、ほんと、芸術だな、と思いました。大友さんの作品とかは、もともと漫画より芸術作品に寄ってる印象があるし、日本でも海外でもそういう認識が強いと思うのですが、ジョジョを筆頭に荒木先生の作品はホント、漫画!って思って子供の頃から読んで来たものだったけれど、こうやって、すごくいい状態で保存された生原稿が美術館に展示されている様は、完全に芸術作品でした。そんなスゴイものをジャンプ本誌や単行本で見てたんだと思うと、なんか不思議。自分の親の世代からは漫画とか読むと怒られるモノだったけど(幸い、自分の親は漫画に理解あったけど)、誰が何と評価して来たかはともかく、自分は、荒木先生作品に限らず、ちっちゃい頃からそうとは気付かず当たり前のように素晴らしい作品に触れて育って来たんだなと思いました。
チケット販売時に時間ごとに入場制限があるため、混雑はしているものの、割とゆったりと展示を観ることが出来ました。平日夜だったためか、カップル率が意外と高く、年齢層も20~30代が多めで、若くてお洒落な客層っていう印象でした。平日夜だから、スーツ率も高かったし。場所柄もあるのかな。カップルは、デートのお付き合いで来た、ジョジョ芸人くらいは知ってるけど誰このキャラ的な興味薄の彼女さんに、熱いジョジョ話を語る彼氏さんという図が目立ち、、、ソコソコにして食事に連れていってやれよ、、、と思いました。自分的には割と似たようなジャンルに当たると認識している企画だった特撮展のときとは、かなり客層に違いがありました。大友克洋展ともまた違ってた。興味深い。
グッズは、クリアファイル2セットと図録だけ買いました。図録は紙質とか安っぽいんですが(発色は良い)、いい印刷&大きなサイズで欲しい人は来年出る画集とか既に出てる画集とか買えってことかな。
$しなもん日記-JOJO
ポスカセット欲しかったけど、セットが沢山ありすぎてどれにすればいいのか選べず断念、、、全部買ったとしても結局ポスカとしては使えないしな、、、だったら画集でいいじゃん、っていう。
$しなもん日記-JOJO
物販のオーダーシートとか、各種チラシとか豪華でした★花札セット欲しい…けど、花札やらないからなあ。。。
$しなもん日記-JOJO
グッズショップのポスター筒やショッパーが超目立つので、最近、六本木に限らず都内ウロウロしていると「あ、あの人ジョジョ展帰りだ♪」と、仲間意識を感じたりしてます。
最後に、ジョジョ立ちしたかったけど微妙に失敗した、奇妙なスタンド体験。
$しなもん日記-JOJO

今日は劇団、本谷有希子公演『遭難』も観に行きました@池袋。
芸術劇場久しぶり。感想が長くなるようだったらブログ記事分けようと思っていたのですが、割と済んじゃいそうなのでひとこと感想。
タイトルの通りだ!でした。
海とか山とかじゃなく、人生に於けるソレ、みたいな。
あと、最前列だったんですけど、観づらかった。。。

=L'OCCITANE:ROSE DES CHAMPS=

$しなもん日記-cosme
限定アイテムだったローズデシャンのオードトワレ、ボディジェル、ハンドクリームのセット。ローズデシャンの香り、かなり好きですヾ(´ー`)ノ

しかし、ハンドクリームとかボディジェルは割と順調に消費されていくのですが、使い切れないオードトワレが沢山、、、香りが変化しちゃってるのとかは処分しよ、、、

=@TIFF=

スケジュールの関係で行けるかどうか分からなかったので、前売り券は買えず、当日券で東京国際映画祭行きました。当日券で行くのははじめて。
ここ数年、TIFFには行っておらず、久々の参加だったと思うのですが、何か、規模が縮小されている、、、当日券のため朝から六本木に行ったので、お目当て作品の上映が始まるまで、時間が合う他の作品を見ようと思っていたのですが、昼間の上映がすごく少ない、、、開催直後の日曜だというのに、、、しょうがないので、喫茶店で読書したり買い物したりご飯食べたりで時間潰しました。結局、潰すってほどには余らなかったですが。
加えて、朝寝坊した影響で携帯電話を自宅に忘れて出掛けたので、誰にも連絡出来ないというトホホ状態でしたが、知り合いには会場で無事会えましたヾ(´ー`)ノ
観たのは下記2本。いずれも上映後に監督のティーチインがありました。他にも上映スケジュールで確認したら観たいものあったのですが、今回は予定が合わず、、、残念です。
●パーフェクト・ゲーム
韓国映画。日本でも活躍した中日のソン・ドンヨル投手と、その先輩で韓国で国民的スターだったチェ・ドンウォン投手、野球選手として因縁づけられた2人の死闘とも呼べる直接対決と、彼らを取り巻くチームやファンを描いた映画です。
自分はソン・ドンヨルを演じたヤン・ドングン(以下YDG)のファンなのでこの映画を観ようと思っただけで、実のところあまり期待していなかった上に、韓国公開時のチラシを貰っていたにも関わらず、主演がチェ・ドンウォン役のチョ・スンウ氏だったのもすっかり失念しているという有様でした。でも、期待していなかったけど、すっごく面白かったです。序盤はあまりのめり込めず、特に野球に興味のない新米女性記者にイライラしっぱなしだったのですが(その後の展開のためとはいえ、仕事なのにあまりにアホなことばっかするのでホントにイライラした、、、)中盤、ドンヨルの真意が伝わって来るあたりから、ものすごくぐっと来てしまって。そこからは涙が~、止まらない~ってカンジでした。ドンウォンとドンヨルの微妙な関係というのがとても面白いですし、チームメイトのエピソードも、定番ながら、とても良かったです。最後の方は何だかロッキーみたいな雰囲気になっちゃってたけど、BGM含め。個人的に気になったのは、当時の韓国プロ野球ではどの程度の乱闘になると退場者が出るのだろうか、ということかな。ティーチインでその辺質問する人がいれば良かったのに、時間と延長のことしか出なかった。。。あと、観客部分にかなりCGが使われていたけど、実際にはエキストラは何人くらい動員したのかも気になったかな。
YDGは今回、未経験だった野球をイチからやり、かなり体重も増やして、丸顔になろうと努力した様子が伺えました。丸い上にパーマもりもりで、女の子とのエピソードとか一切ないし、カワイイ度は『グランプリ』の方が上でしたけど、作品としては『パーフェクト・ゲーム』の方が面白く、また、ドンヨルの気持ちがひしひし伝わって来るシーンがいくつもあり、とても良かったです。
●人類滅亡報告書
同じく韓国映画。SFオムニバス作品。Mさんからリュ・スンボム出るよ~と聞いたのと、キム・ジウン監督の名前があったので観ることにしました。タイトルをちゃんと覚えてなくて、チケットカウンターで「人類滅亡計画を~」と言ってしまいました^^;
3本のオムニバス構成、最初の『素晴らしい新世界』をイム・ピルソン監督、真ん中の『天上の被造物』がキム・ジウン監督、最後の『ハッピーバースデー』がイム監督に加えて一部シーンがクレジットはしていないけれどもキム監督が担当したということで共同での制作とのこと。3つの映画はそれぞれテイストが異なるのですが、タイトルの「人類滅亡報告書」という部分で繋がっている、と思いました。あと、いずれも映像がエッジ利いててかなり好みでした。
『素晴らしい新世界』ゾンビもの。血飛沫が苦手な方は眼を瞑りましょう。自分には血飛沫より汚物のが凄いっていう印象でしたが。リュ・スンボムは小汚い風貌になればなるほど魅力的、、、タイトルから塚本監督の『鉄男』を思い出しちゃいました。
『天上の被造物』ロボットもの。映画祭スケジュールのスチールはこちらの作品です。哲学的な内容で、1つめのエピソードと打って変わって静謐な雰囲気にガラリと変わりましたので、まあ、興味ない人は眠かったろうな、と、、、隣の男性がポップコーン食べる→寝る(寝息が耳障りになるほど映画本編が静かなもので、、、)→ポップコーン食べる→寝るの繰り返しでした、、、わたしはロボットものが大好きなので、興味深く観ました。もうちょっとツッコんでくれたらな~と思いつつ、好きな内容でした。
『ハッピー・バースデー』小惑星衝突もの。一番SFぽいかな?ブラックコメディ要素が強く、かなり笑いました。最後のはオマージュだそうです、ま、そりゃそうですよね。ペ・ドゥナをひさびさにスクリーンで観ましたが、相変わらず童顔でかわいかったです。
ティーチインのときにイム監督が日本のSF作品について触れていたのですが、日本でも、実写というか、普通の邦画枠としてはSF作品はそんなに多くはないような気が。アニメと特撮は沢山あるけど。『MEMORIES』の話してたけど、95年作品だから、もう17年も前じゃん。近年でもアニメ特撮枠なら良作も、それなりにヒット作も作られてると思います。自分の子供時代は、アニメ特撮漫画小説の影響でSFがめっちゃ身近だったな、その頃に比べるとSF自体が下火になりつつあるかもしれないけど、もともと、アニメ特撮作品(ただ、アニメ特撮に関してはほとんどの人が子供時代で卒業してしまう)とハリウッドの一部メジャー作品を除けば、好きな人が好きってジャンルな気もする。